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電話応対から学ぶ「寄り添う力」|院内勉強会レポート

スタッフの学びを共有します
当院では「胃がん・大腸がんで亡くなる人を0にする」というミッションと、
「働く世代に良質な内視鏡を届ける」というビジョンを掲げています。
その実現のためには、診療技術だけでなく、
日々の患者さんとのやりとり一つひとつを大切にすることが欠かせません。
今回、スタッフによる勉強会報告をもとに、私・石田がまとめてご紹介します。

電話応対の奥深さを学ぶ
外部講師をお招きし、「電話応対 応用編」をテーマに研修を行いました。
電話は患者さんとの最初の接点であり、第一印象を大きく左右します。
例えば「3コール以内に電話を取る」「もし遅れた場合には
『お待たせしております』と一言添える」など、
わずかな配慮が安心感につながることを、実際に秒数を体感しながら学びました。
また、道案内や検査時間の説明では、
相手の立場に立って一文を短く区切ることが大切であること、
留守番電話では最後にもう一度名乗ることで安心感を与えられることなど、
現場ですぐに活かせる工夫が数多く示されました。

学びを現場へ──成長し合う職場風土
参加スタッフからは「電話では相手の表情が見えない分、
より強く相手を思いやる姿勢が必要だと実感した」との感想が寄せられました。
忙しい中でも声のトーンや姿勢を意識することが、
患者さんにとっての信頼につながる――
そんな気づきを全員で共有できた勉強会でした。
当院では、このように日常業務を見直す機会を定期的に設け、
学びをその日の診療から実践しています。
仲間と切磋琢磨しながら、自分自身の成長が患者さんの安心につながる。
その実感を得られる環境がここにはあります。

私たちと共に、専門性を磨きながら「寄り添う医療」をつくっていきませんか。

【文責】理事長秘書 石田君子