世界保健デーに考える~私たちが内視鏡検査に向き合う理由~
- お知らせ
- 2026.04.21
4月7日は「世界保健デー」でした。
健康について改めて考えるこの日に、私たちの仕事の意味についても少し考えてみたいと思います。

■ 症状がないからこそ、見逃される病気があります
消化器内科で扱う病気の中には、初期にはほとんど症状が出ないものが多くあります。
特に胃がんや大腸がんは、「気づいたときには進行していた」というケースも少なくありません。
日々の診療の中で、「もっと早く見つけられていれば」と感じる場面に出会うこともあります。
だからこそ私たちは、
症状がない段階での検査の大切さを患者様にお伝えし続けています。
■ 内視鏡検査は“命を守る検査”です
内視鏡検査は、体の中を直接観察できる検査です。
小さなポリープや初期のがんなど、他の検査では見つけにくい病変を発見できるだけでなく、場合によってはその場で治療まで行うことができます。
つまり、内視鏡検査は
病気を見つけるだけでなく、未来を守る検査でもあります。
■ 「怖い」「不安」を少しでも減らしたい
検査に対して不安を感じる患者様は多くいらっしゃいます。
- 痛そう
- 苦しそう
- なんとなく怖い
そうした気持ちを抱えたまま来院される方も少なくありません。
私たちは、鎮静剤の使用や丁寧な声かけなどを通して、患者様が少しでも安心して検査を受けられるよう心がけています。
検査そのものだけでなく、
検査を受けるまでの不安に寄り添うことも大切な役割のひとつです。
■ 一人ひとりの関わりが、早期発見につながる
内視鏡検査は、医師だけで成り立つものではありません。
看護師、医療事務、スタッフ一人ひとりの関わりが、
患者様の安心感や受診のきっかけにつながっています。
- 受付での声かけ
- 検査前の説明
- 検査後のフォロー
そのひとつひとつが、
「検査を受けてよかった」という体験をつくっています。
■ 健康を守る仕事に関わるということ
私たちの仕事は、ただ検査を行うことではありません。
「胃がん・大腸がんで亡くなる人をゼロにする」という理念のもと、患者様の未来を守ることに向き合っています。
世界保健デーのこの機会に、改めて自分たちの仕事の意味を見つめ直すと同時に、
この想いに共感してくださる方と、一緒に働けたら嬉しく思います。